「タロットカードだけじゃない!」知らなかった占いカード4種類について

占いのこと

カード占いといえばタロットが有名ですが、実は日本国内だけでも200種類以上のカードが販売されているのをご存じですか?  

「たくさんあって、どれを選べばいいのかわからない…」と迷ってしまう人も多いでしょう。  

そこでこの記事では、数あるカード占いの中から代表的な4種類をピックアップ。

それぞれの特徴や魅力をわかりやすく紹介していきます。  

「自分にしっくりくる1枚」を見つけたい方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。

カード占いにはいろいろな種類がある

タロットカード占い|ザ・占いカード

カード占いと聞いて、まず思い浮かぶのがタロットカードではないでしょうか。

タロットカードは全部で78枚。大アルカナ22枚と小アルカナ56枚で構成されています。

全てのカードにはそれぞれに象徴的な意味が込められており、引いたカードを手がかりに状況や未来を読み解く占いです。

構成や体系がしっかりしているので、専門書籍が多く、独学でも学びやすいのが特徴。

一方でカードの枚数が多いぶん、初心者には少しハードルが高く感じることもあります。

ルノルマンカード占い|解釈がシンプルで具体的な占いカード

ルノルマンカードは、ここ数年でじわじわ人気が出てきているカード占いです。

名前の由来は1800年代前半にフランスで活躍した有名な占い師、マドモアゼル・ルノルマン。

彼女が亡くなった後、彼女の人気と占いの才能にあやかって名前がつけられました。

ルノルマンカードの枚数は36枚が基本で、タロットに比べると少なく構成もシンプル。

描かれているのは花束や雲、家など日常的でわかりやすいモチーフが多く使用されています。

そのため、「花束→贈り物・祝福」や「雲→雲行きがあやしい」など解釈が具体的になりやすく、カードの意味を覚えやすいのが特徴です。

ルノルマンにしかない、36枚すべてを並べて占う「グラン・タブロー」という展開法があるのも、心がくすぐられます。

オラクルカード占い|セルフケアに向く占いカード

オラクルカードは、「神託」や「神の言葉」という意味を持つカードです。

昔は「神の言葉=天からの言葉」でしたが、現代では「神の言葉=高次元からのメッセージ」と別の解釈も誕生しています。

それに伴って、高次元の自分自身・守護霊・瞑想など、スピリチュアルやセラピーの要素を取り入れたカードも増えていきました。

またオラクルカードは枚数や構成が決まっているわけではなく、デッキごとに枚数やテーマ、絵柄が異なるのが特徴です。

作者の世界観が反映されていて、天使や妖精、動物や自然など多彩なテーマが存在します。

そしてカードに書かれているメッセージは、前向きで心に寄り添ったものが多いのもポイント。

「困難の予感」や「敗北」などのネガティブな意味合いを持つカードは苦手…という人でも、安心して使えるのが嬉しいカードです。

トランプカード占い|最も入手しやすい占いカード

ババ抜きや七並べなど、日本では「ゲームに使う」というイメージが強いトランプカード。

実は占いができるカードなんです。

歴史はタロットカードよりも古く、最初のカード占いとも言われています。

52枚1組の構成が一般的ですが、占いが盛んなヨーロッパでは、32枚1組のデッキが伝統的に占いに使用されています。

占い方も様々で、タロットの小アルカナに照らし合わせて読む方法や、「ピラミッド」など独自の展開法が存在。

カード1枚ごとに意味やテーマが決まっているわけではないので、展開方法や解釈の種類が多く、幅広い自由な占いができるのが魅力です。

そしてタロットカードがなくても、手元のトランプですぐに始められる手軽さが嬉しいポイントですね。

ひと目で占いカードの違いが分かる比較表

カードの種類枚数/構成特徴
タロット78枚歴史が長くカードの構成や展開方法が決まっている。
ルノルマン36枚絵柄がシンプル。解釈もシンプルで具体的に占える。
オラクルデッキごとに違う前向きなメッセージが多い。最も直感的に占えるカード。
トランプ52枚(32枚)身近で手軽に占える。お試しもやりやすいカード。

番外編|ちょっと変わったカード占い

コーヒーカード占い

コーヒーを飲んだ後、カップの底に残った粉の模様で運勢を読むコーヒー占い。

その占いをカード化して生まれたのがコーヒーカード占いです。

トルコに伝わる伝統的な占いですが、カード化に伴いアレンジが加えられ、ラテアートの模様が描かれていることが多く見た目もユニーク。

SNS映えするデザインが多いため、占いファンの間で話題になることもあります。

伝統的な占いを現代風に楽しめる、ちょっと変わったカード占いです。

ジオマンシーカード占い

ジオマンシーは「土占い」と呼ばれる、とても古い占いです。

アラブや北アフリカで生まれ、1200年以上の歴史を持つと言われています。

本来は砂や土に印をつけて占いますが、それをカードに落とし込んだのがジオマンシーカードです。

カードは昼を表す16枚と夜を表す16枚の合計32枚。

陰陽の考え方や、天体・元素・星座などのシンボルが組み込まれています。

複数の要素を持つカードを組み合わせて読むため、結果がはっきり出やすいのが特徴です。

シンプルなのに力強い答えを示してくれる、ユニークなカード占いです。

その他のカード占い

コーヒーカードやジオマンシーカードのように、もともと別の占いをカード化したタイプもあります。

例えば、石を使うルーン占いをカード化した「ルーンカード」や、手相をテーマにした「手相カード」など。

タロットやオラクルほどメジャーではありませんが、ユニークで遊び心のあるカードとして人気があります。

見るのはもちろん、「こんなカード占いもあるんだ」と知るだけでも楽しいカードばかりですね。

まとめ

占いカードといえばタロットが有名ですが、実はたくさんの種類があります。

今回紹介した代表的な4種類だけでも、それぞれに違った魅力がありました。

調べてみると本当に多彩で、占いの世界の広さを感じますね。

カード占いは「自分に合った1枚」を見つけることも楽しさの一つです。

気になるカードがあれば、ぜひ手に取って試してみてください!

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